目次
1.イントロ:綺麗な景色と達成感を求めて・・・
いつものことながら急にウータン(妻)が自然を感じに行きたいとのた提案が!
しかも、紅葉の季節ということもあり、紅葉狩り兼登山として、竜ヶ岳へ行くことになりました。
竜ヶ岳は、三重県いなべ市にあり、名古屋から高速を使えば一時間ほどで到着します。
一応登山初心者におすすめとされており、比較的上りやすい山のようです。
ただ、前に同じく初心者向けとして紹介されている御在所岳を登ったとき、
想像を絶するしんどさと危険さに騙されているのではないかと感じるレベルでした。
このため、今回も嫌な予感がしつつも、準備を整えて挑戦しました!
先に言っておきますが、竜ヶ岳に登山を開始してから下山完了まで6時間程かかりました。。。
ちなみにですが、御在所岳に関しても記事をまとめておりますので、是非そちらもご覧ください。
竜ヶ岳と場所は近くにあり(若干名古屋寄)、しんどい思いをしたくない人は、
ロープウェイで楽に頂上まで行って自然を感じることもできるので、おすすめです!
2.事前準備は何をすれば良いの?
登山を行う上で事前調査は必須です。
自分の身の丈に合った山を選ばなければ本当に危険なため、必ずルートを調べてから
行くようにしてください。
ルートが決まれば、次は準備物についてです。
[準備物]
・服装
11月上旬の場合は、気温が15℃くらいと肌寒いです。
ただ、登山中はかなり暑くなるため、薄着(長袖)+上着で行くことを推奨します。
※半袖や半ズボンは、木に引っ掛かったり、虫に刺されたりで少し危険です。
・食料・飲み物
出発時間によりますが、朝ごはんまたは昼ごはんを頂上で食べるのが登山の醍醐味のため、
しっかり準備していきましょう。また、飲み物も1L分くらいは持っていく方が良いです。
※多すぎると登山は、少し大変かもですが。。。
・レジャーシート
頂上はベンチ等がなく、地べたに座ることにあるため、レジャーシートは
持って行った方が良いです。
・クマ避けの鈴
人も多いため大丈夫とは思いつつも、一応持っておくと安心です。
3.いざ竜ヶ岳との戦いにむけて出発!!
名古屋から車で1時間。遂に、竜ヶ岳の駐車場に到着です。
前調べでは、紅葉の時期は駐車場が埋まりやすいようで、早めに行った方が良いとのこと。
少し家を出るのが遅れ、8時過ぎの到着になりましたが、さすがに空いているだろう・・・
と思ったのですが、門の外まで待機列が。。。
しかし、幸いなことに、車誘導に時間がかかっているだけであり、5分程で誘導されて無事到着。
ただ、もうほとんど埋まっていたため、遅くとも8時前には到着しといたほうが良いです!
ちなみに、駐車料金は、1日500円です!
駐車場の近くに案内所があるため、登山届を出してから登山に向かいましょう!
また、この先はトイレがないため、ここですませてから出発するようにしてください。
いざ出発と行く前に、一旦マップの確認を。
事前準備としてルート確認やちゃんと登り切れそうか確認しておくことは必須であり、
ここでは最終確認のみでいいようにしておきましょう。
この記事では、初心者向けコースとして紹介されている、
遠足尾根コースを登りで、金山尾根コースを下りで体験してきましたので、
この2ルートのみ紹介します!
いよいよ自然に向かって出発します!
とは言え、各ルートの分岐点までは舗装された道を自然を楽しみながら
ゆったり歩いて行くだけです。
歩いて10分少々行くと、竜の雫が見えてきます。
特に触れるほどではありませんが、何となく載せておきます。(笑)
舗装された道を進むこと20分少々で分岐点が出てきます。
登りは、遠足尾根コースで行くと決めていたため、右の山道へ進んで行きます。
遂にここから登山の始まりです。
4.遠足尾根コース_登り(8:45~11:30)
遠足屋根コースを入るとすぐに雰囲気がガラッと変わります。
ため息が出てしまうほどの急坂が目の前に。。。
しかも、このような道が45分程続き、すでに疲労感が出てきました。
その後ちょっと開けた傾斜が緩い道に到着するので、いったん休憩しましょう!
このまま楽な道が続くと良いな~と思いながら数分歩くとその希望はすぐに打ち砕かれます。
何この岩山。。。
絶望しながら登り始めると、意外と足場がしっかりして登りやすい。
登りきると、ちょっとした展望台のようになっており、
自然の雄大さを感じることができます。
ちょっと待ってくれ。これが初心者か?
そう思いながらも進むしかない。先ほどの岩山よりも足場が不安定で登りにくく、
体力を奪われていきます。
15分程登れば休憩ポイントなので、力を振り絞って頑張りましょう!
久しぶりに開けたところに到着。
ちょっと頂上みたいでもう達成感を感じ始めています。
ただ、今思えばまだ半分ほどしか来ていなかったんだなとしみじみ思います。
一方で、ここからは比較的なだらかな道が続くため、まだましかもしれません。
多少のアップダウンはあるものの、ここまで来られた人ならもう余裕でしょう。
景色のいいところが続きますが、気を取られて足を滑らせないようにお気を付けください。
ここから1時間ぐらい歩き続けると分岐点に到着します。
折角なら「絶景良好」の方を選択することに。
こちらのルートはかなり急な階段を登っていく必要があります。
10分ほどなのですが、ここにきてこの道は体力的に厳しい。。。
ここを登りきると下りで行く予定の金山尾根コースの合流地点が見えてきます。
少し歩くと開けた場所に出てきます。
ここまでくるとあと少しなのですが、頂上へ至る道が中々に急であり、足場も悪いです。
最後の関門として乗り切りましょう!
登りきると念願の頂上到着です!!
5.頂上で食べるご飯は格別!!
やっとの思いで頂上へ到着。この時点でお腹はペコペコです。
思っていたより人が多く、少しびっくりしました。
空いている場所を探して早速お昼ご飯にします。
頂上で食べるため、おにぎりを握ってきました。
しかも、スープと味噌汁付きです。
まだしっかり熱々をキープできており、魔法瓶の有能さに驚きです。
これならカップラーメンも作れそう。次回は挑戦してみたいです。
やはり自然の中で食べるおにぎりは格別で、ペロッと完食。
帰りもあることから、休憩もそこそこにし、下山を開始しました!
6.金山尾根コース_下り(12:00~14:45)
途中で見た合流地点までは同じ道を折り返します。
ただ、登りと下りで全然印象は異なります。
登りは体力的に厳しかったのですが、下りは精神的にきついです。
足場が悪く、滑りやすいため、かなり慎重に下らなければ危険です。
時間をかけてでもゆっくり進んでいきましょう。
分岐点まできたら、金山尾根コースに突入です。
振り返りながら撮影したので、登りっぽくなっておりますが、ご容赦ください。(笑)
ここら辺までは特に問題なく下りられますが、次第に道が険しくなっていきます。
気を抜くと転げ落ちそうな急斜面が1時間程続きます。
同じような景色がずっと続くため、つい集中力が切れそうになりますが、
足を滑らせないように気を付けましょう。
登りでの比較ができないため、正確化は分かりませんが、
同じ初心者向けでも金山尾根コースのほうが遠足尾根コースより過酷な気がします。。。
ここまでくればもう少しでゴールです。
もうひと踏ん張り頑張りましょう!
この先は、橋を渡ったり、滝を見たりしながら進んで行くと、下山完了です。
川の音が聞こえ始めてからここにたどり着けるまでが長かった。。。
7.まとめ:やはり山をなめてはいけない。。。
久しぶりの山登りということもあり、気合を入れて行ったものの、やはり想像以上のしんどさでした。
特に今回下りに初挑戦したこともあり、非常に疲れました。
個人的には登りよりも下りの方が大変でした。。。
とは言え、日常生活では味わえない開放感と達成感を味わえるため、たまには行っても良いかなと
思った次第です。
皆さんも是非一度登山に挑戦してみてください。
但し、「初心者向け」という言葉に騙されると痛い目を見るのでご留意を!(笑)
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